プラモデル入門者が購入した道具一覧と製作する上でわかったこと。

友人から、フジミ模型の「ABARTH 500 ESSEESSE」をいただいたのをきっかけに、プラモデル作りに入門。
そんなプラモデル入門者が購入した道具や、参考にしたサイトを紹介します。プラモデル、奥が深い・・・。

追記

完成したので写真を。


購入した道具

あると便利用品

  1. キッチンペーパー
    ご家庭にあるやつで全然問題ない。塗装の準備をするときに下に敷いておくと、誤って塗料を垂らしても⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!って言える。
  2. アルコールタイプのウェットティッシュ
    製作途中で気づいたんだけど、こいつめちゃくちゃ便利なことがわかった。むしろこいつの便利さを広めたくてこの記事を書き始めたようなもん。
    うすめ液の代わりに、こいつでエアブラシの掃除や、手や調色スティックについた塗料の洗浄が可能。ただし、ノンアルコールタイプはダメだと思うので、必ずアルコールタイプにしましょう。メーカーはエリエールでもセブンイレブンでもなんでも大丈夫。
  3. タッパいろいろ
    切り出したパーツを保管するために使う。まあほんとどんなタッパでもよい。
  4. 目玉クリップ
    ダイソーで中サイズと小サイズをそれぞれ2パックずつ購入。塗装するときにパーツを挟むのに非常に有用。こいつは絶対あったほうがいい。
  5. 100円ショップで売っているちいさいカッティングマット
    たぶんこれ。前述したタミヤのカッティングマットとは別に、これもあると便利。おもに、マスキングテープをカットする作業に使用。これ自体が小さいため、マスキングテープを貼り付けて向きを自在に変えながら作業ができる。
  6. 竹串
    塗装時に、パーツをこいつに両面テープでくっつけたり、目玉クリップをくっつけたりする。スーパーで100円程度で売っているので買っておこう。
  7. つま楊枝
    日頃から、コンビニの箸に付属しているつま楊枝を集めておくと、こういうときに使える。塗装時とかなにかといろんな場面で使う。
  8. 割り箸
    竹串代わりに先端をカッターで削って使っていた。竹串のほうがいいかも。
  9. 両面テープ
    あると便利どころか必須。パーツ塗装の際に、ちいさいパーツを竹串や割り箸などに貼り付けるときや、今回のフジミ模型の自動車模型だと、窓のマスキングが窓枠を印刷した紙でしか提供されていないので、両面テープに貼り付けて切り出し、その後マスキングテープにそれを貼るときに使う。

書籍や雑誌など

  1. ノモ研 1 増補改訂版
    知り合いにおすすめされて購入。いろんな工具の紹介や塗装用具の紹介、塗装方法とかゲート処理の仕方とか、プラモデル入門者に向けたプラモデルにまつわるいろいろな話題を扱っている。いろんなプラモデルのサイトやブログで学ぶのもいいけど、体系的に基礎知識を仕入れるにはもってこいなので、買っても損はない。
  2. ノモ研 2 野本憲一モデリング研究所 プラモデルを作ろう
    プラモデルの製作工程を紹介している。こちらも買って損はない。

参考サイト

  1. 1から始めるプラモデル・模型の作り方!(趣味の製作ハウツーサイト)
    おおよそ、このサイトのプラモデル・模型製作に使う工具・塗料・材料・各種エッチングパーツの紹介を見ながら、必要な工具を揃えた。
    プラモデル・模型の組立、工作、ディティールアップポイントなんかも参考にしている。
  2. 図解!なんでも制作日記 [ プラモデルの作り方 ]
    スバル BRZ | 図解!なんでも制作日記 [プラモデルの作り方]を読みながら、いろいろ妄想してた。
  3. モデラー"のもとけんいち"のホームページ
    NOMOKENというムックの著者。プラモデル界隈では有名人らしい。
    制作した作品を見ているだけでも楽しい。

製作中の感想や注意点

各種サイトを見ながら製作工程をイメージしていたんだけど、実際にやってみるとなかなか思い通りにはいかない。あと、手を動かしてみると、各種サイトの「こうしたほうがいい」みたいな話題がやっと理解できる。
なので、事前に知識を仕入れておくのは重要なんだけど、とにかくまずは手を動かしてみることが重要。製作していく中で理解できることがたくさんある。あと、道具を揃えるなどの準備に時間をとられすぎないように。あれも必要、これも必要ってなかなか製作に入れないよりかは、ある程度道具を揃えたら製作を始めてみて、その中で必要になってきたらどんどん道具を増やしていくのがいいと思った。
いくつか製作する上で、今後は注意していこうと思ったことを挙げてみる。

  • 仮組みは必ずする
    今回、仮組みをしなかった。で、やっと仮組みの重要性がわかった。
    今回の製作過程で、パーツの切り出しは一部だけやって、あとはランナーにくっつけたままサーフェイサーを吹いていたんだけど、中には一旦組み立ててからサーフェイサーや塗料を吹いたほうがいいところがわりとあった。あと、ランナーにくっつけたまま吹くと、ランナーから切り離した後にまたゲート処理して塗料を吹くみたいな2度手間になる。
    そういったことから、組み上げる過程で手戻りを減らしたり、製作順序を整理するためにも、仮組みはしたほうが絶対いい。
  • パーツは全部切り出す
    パーツをなくすのが嫌だったり、目玉クリップなどを買っていなくて塗装のしづらさがあったりしたので、最初はランナーにつけたまま塗装を行っていた。でも前述したとおり2度手間になることが多く*3、結局時間を多く取られることが判明。
    なので、事前にパーツをなくさない準備や塗装工程の準備をしておいてから、プラモデル製作に入るとよい。
  • 多めに使う色はスプレー缶
    説明書をじっくり読んで、なおかつ実際に作業してみないとわからないんだけど、多く使用する塗料があったりする。今回の製作ではつや消しブラックがそれに該当した。
    多めに使う塗料って、製作途中で塗料を使いきってしまうことはもちろん、エアブラシだと何度も継ぎ足しをする手間が増える。そういうわけで、よく使いそうな色はスプレー缶にしておくといいと思った。
  • 労力はなるべく減らす
    プラモデル作りは楽しいんだけど、各工程で労力がかかると疲れる。なので、お金を払って解決できる部分はそうして、なるべく労力を減らして作業をすすめるといいと思った。例えば塗装後の洗浄過程とか。アルコールタイプのウェットティッシュを使うと、いちいちシンナーをティッシュに含ませる労力が減るし、周りを無駄に汚さなくて済む。キッチンペーパーを下に敷いておくのも労力削減に役立つ。
    そんな感じで、今後楽できるなにかがあれば積極的に取り入れてみようと思う。

終わりに

プラモデル製作は小学生のとき以来。あの頃は自由に使えるお金などなく、ニッパーですら手が届かなくてねじり切ったりハサミで切ったりしていた。塗料は、タミヤしか知らなかったのでエナメル塗料を買ってきて筆塗りするだけ。しかも1色だけとかw
それに比べたら、今はお金も十分にあって道具もたくさん揃えることができ、プラモデル製作が非常に楽しく感じる。説明書通りのカラーリングではなくオリジナルのカラーリングにしたいなとか夢も膨らむ。
自分と同じくプラモデル製作に入門した方、今後も定期的に楽しんでいきましょう!

気長に書いてます

進行がとっても遅いですが製作記を書いてます。
jupitrisonlabs.hatenadiary.jp
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*1:例えばシャーシのタイヤハウスのような形状のもの

*2:使わないで直に注ごうとすると、見事に容器を伝ってこぼれます

*3:ゲート処理、パーツ洗浄っていう工程が増える・・・