心筋梗塞で入院して感じた医療制度のこと

先日、心筋梗塞になり緊急搬送された。ちなみに健康診断で心筋梗塞になりそうなリスクは皆無だった。

4日間ほど救急病棟で療養し、その後は一般病棟へ移って5日間ほど過ごして退院した。

 

今回の入院で感じたことは、日本の医療制度が本当にありがたかったということ。

年々、健康保険料が値上がり、そのたびに高齢者へヘイトを溜め続けていたが、巡り巡って自分も受益対象者になるなんて露ほども思わなかった。

自分が利用した制度は高額療養費制度で年齢や所得に応じて、国が高額療養費として一部を負担してくれるというもの。これのお陰で、9日間の治療と入院費用が12万円弱に収まった。実際の請求額を見ると170万円ほどと腰を抜かすほどの医療費だったので、いかにこの制度のお陰で自身への経済的負担が軽減されたのかわかると思う。

 

いつ自分が大病にかかるかわからないご時世。保険料が値上がることは家計負担にも繋がることになるが、もしかしたら自分、または家族が大病で入院するかもしれない。

呪詛を吐きたくなることがあるかもしれないが、どこかの誰かが皆さんの保険料で救われているので、役に立っているかもしれないという気持ちを持ってもらえると気持ちが救われます。