下記の自作キーボードを2台作った経験から、制作に必要な工具類を整理。
Quefrency - 60%/65% Split Staggered Keyboardkeeb.io
必須
- はんだごて
自分は下記の製品を買った。こて台がついている点が良い。
30Wのせいなのか、コテ先が温まるまで1分ぐらいはかかると思うが、そんなに急ぐようなものでもないので気にならない。『温調はんだごてがいい』という自作キーボード作成記事が多かったが、上記のような安い入門セットでも問題なかった。ただ、付属のはんだとはんだ吸取線だけでは不足するので、それらは別途購入が必要。
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はんだと吸取線
はんだはキースイッチ数x2箇所*1、Arduino Pro Micro48箇所*2、ダイオード数x2箇所*3のはんだ付けを最低限行う。
吸取線は、一見すると不要そうに見えるが、盛りすぎたはんだを吸い取るために必要となってくる。保有しておいて絶対に損はないので、ケチらずに買っておくのが良い。
自分が購入したはんだと吸取線は下記の商品。自作キーボード2台分でも十分足りる。 - こて先クリーナー
意外とはんだがこて先に付着してはんだ付けの邪魔をしてくるので、作業中はクリーナーを使って定期的にはんだを落としてやるのが良い。 - ニッパーとドライバー
ニッパーは、はんだ付けしたダイオードやなにかのピンなどで余分な箇所が必ず出てくるので、それを切り落とすために使う。ドライバーはプレートをネジ止めするときに使う。 - ピンセット
たぶん必須でいいかも?Firmware書き込みの際に、リセットボタンがなければピンセットでショートさせる必要がある。Corne Cherry Lightの場合は、キースイッチをはんだ付けする前に、基盤の動作確認に使用していた。
自分はプラモデル制作で下記のピンセットを持っていたので困らなかった。
あると便利
- マスキングテープ
セロテープでも代用できるかも?主に仮止めに使用。
タミヤの10mm幅マスキングテープとかで良い。 - デジタルテスター
導通確認に使う。Quefrencyの作成で購入したが、Corne Cherry LightはOLEDのおかげで使うことはなかった。
自分が購入したのは下記の製品。 - 吸取器
電動タイプのはんだ吸取器。高価な品物。下記の製品を購入した。初めての自作キーボードではいらないと思う。
その他、適当なものでいいのでキーキャップ引き抜き工具なんかもあるといい。