Logicoolのt650を愛用していたのだが、1年ぐらい使っていないうちに充電できなくなり、あえなくお役御免となった。同じt650に交換または後継機を使いたいのだが、t650は謎のプレミア価格、後継機は存在せずということで、他社の似たような製品を2つ購入し、実際に使ってみたので、その感想を書こうと思う。
今回購入して使ってみた製品は、下記の2製品。
- ARCHISS PrecisionTouch BT
PrecisionTouch BT | 株式会社アーキサイト (archisite.co.jp) - ミヨシ 高精度ワイヤレスタッチパッド TTP-BT01/BK
高精度ワイヤレスタッチパッド [TTP-BT01/BK] | 株式会社ミヨシ (mco.co.jp)
共通的な評価
タッチパッドエリアが狭い
下の写真は、t650の上に2製品をそれぞれ乗せた写真である。
それぞれのタッチパッド操作エリアは、表面上部の分割線(下図参照)のようなラインの下までである。
t650のタッチパッド操作エリアと比較して、ARCHISSはだいたい3分の2程度、ミヨシはだいたい5分の3程度に減少している。したがって、操作中にタッチパッド操作エリアから指がはみ出してしまうことが多々ある。
また操作性を悪くしている要因としてもう一つ挙げられるのが、分割線の下に存在するタッチパッドボタンと呼ばれるもので、意図せずこのボタンの上でタップ操作をすると、違う挙動で動いてしまうのだ。例えばなにかの選択をしようとダブルタップをしたときに、それが「←」や「<」の上での操作だすると、ブラウザの戻るボタンの挙動をしてしまうといった具合だ。
表面のザラつき
これは好みの話かもしれない。t650がつるつるだったのに対し、2製品はザラザラとしたさわり心地だ。つるつるが好みだったので、プラモデル用のコンパウンドを使ってせっせと磨いてみたところ結構改善できたので、気になる人にはこれはおすすめしたい。
ARCHISSの評価
前述した操作エリアの狭さと、意図しないボタン操作を除けば、機能的には問題ないと言える。でもやはり操作エリアの狭さは難点か・・・。いつの間にか操作エリアを外しているので、その都度、機器の位置をずらすか自分の腕をずらすかして調整しないといけない。
良い点は、軽くて薄い。そして充電式。ゴム足もしっかりしていて操作していてずれない点は高評価。
ほんと惜しむらくは操作エリアの狭さ。これに尽きる。
ミヨシの評価
ARCHISSに比べて操作エリアが広い点は良いと思うが、やはりt650と比べると狭さは否めないので、結局評価的にはARCHISSとあまり変わらないかもしれない。
良い点は、乾電池式にも関わらず軽い点。ARCHISSよりは若干重いけど、t650よりは断然軽い。
欠点に関しては、ゴム足が薄いので操作中に滑ってしまうことだ。ここは何かしらの対策を入れておかないとストレスに感じることだろう。
総評
t650最強。これは揺るぎない評価。
今回の2製品、t650の代替機として購入するにはあまりおすすめはできない。やはり操作エリアが狭いのと、タッチパッドボタンの予期せぬ動作。このブログを書いている最中も、タップしたらちょうど「←」の上をタップしていたようで、危うくブラウザバックしてしまうところだった。