オーケストラに興味を持ちました'25。

当選するはずもないだろう。

冷やかしのつもりで応募したサガオケ2025。

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無事に当選してしまったため、購入しないのも逆に申し訳ないと思い購入したのが2025年の初め。

そしてついに6月1日の東京公演、昼の部・夜の部通し券を使って鑑賞に行ったのだった。

物販の充実を求む

公演場所はNHKホール。人生初のNHKホールを見て、ワンワンわんだーらんどの聖地だ!などと思ったのだった。

滅多にコンサート的な催事にくることはないので、ここはぜひ、記念にグッズをたくさん買って帰ろうなどと意気込んでいたのだが、NHKホールについてびっくりの長蛇の列。

列に並んで20分ちょっとが経過してやっと物販コーナーに入れたものの、残っていたのは2000円のパンフレットと3300円のトランプのみ・・・。ほかのグッズはすでに完売となっていて、きっとみんながっかりしながらも20分以上待ったんだからせめてパンフレットだけでも購入するか・・・という気持ちでいたに違いない。自分はパンフレットとトランプを購入。

待たされてこれってかなりテンション下がるんで、もっと在庫を用意してほしかったなあと思う。

なじみのない曲目が多かった昼の部

これまでのサガシリーズプレイ経験。

対して演奏曲目。

ロマサガ1はいかんせん、プレイしたのが発売当初の約30年前で記憶が薄く、ロマサガ3もプレイしたのは発売当初、それでいてあまりはまらなかったのでこちらも記憶が薄く、かろうじてロマサガ2がわかるぐらいだったので、途中が眠くて眠くて・・・。

しかもロマサガ2はリベンジオブザセブンで追加された「Dress in dread~恐怖を纏う者~」であまり耳なじみがなく(ほんのりラストバトルが入っていたような気もする)、ラストの「ロマサガ2リベンジオブザセブンメドレー」となる無念を晴らす刻が全滅のテーマとクジンシーとの戦いのメドレーだったので激アツで目が覚めたのだった*1

無念を晴らす刻を聴くまでは、夜の部もこの調子じゃきついな・・・と思っていたが、聴いた後はもう一回聴けるなんてサイコー!!!とすっかり気持ちを切り替えて昼の部は終了。

ロマサガ2が増えた夜の部

昼の部とは一部曲目が変わる夜の部。

ロマサガのバトルテーマが入ってくれたこと、昼はステージ向かって左側だった座席がステージ正面に変わってステージ全体が見やすくなったこと、2回目の鑑賞で純粋にオーケストラを楽しめたこともあって、昼よりは断然楽しめた夜の部。

アンコールのラストは伊藤賢治さんが自らピアノ演奏をしていたけど、曲目が分からずで昼の部のオープニングテーマが良かったなーと思った。

オーケストラは通しで一度見た程度では理解できない、やはり続けて二度、三度は鑑賞しないと十分に楽しめないなと思った夜の部。そして、とにかくパーカッション奏者の4名が大立ち回りですごいなというのが、昼・夜通しての感想。全員、曲目によってほかの人が担当していた楽器を演奏していたので、4名全員、同レベルのスキルを有していないと成り立たないなと思ったのと、パーカッション人材不足か?などと思ったのだった。

オーケストラおもしろい

なじみのなかったオーケストラ。でも自分がわかる曲目だと興味を持って鑑賞できることがわかった。

指揮者、バイオリニスト、トランペットに目が行きがちだが、ゲーム音楽が題材だと「ゲームで出ているこの音は、実はあの楽器によって音を出していたのか!」という新たな発見があっておもしろい。想像しているよりもはるかに、スネアドラム、バスドラム*2、シンバルの出番が多いことに気づく。タンバリンで刻むビートも実はゲームにおいては軽快さを出すかなり重要な役割を果たしていて、ビートやリズムを刻む楽器って、ゲーム音楽では重要なんだなあと感心させられっぱなしの一日だった。

これをきっかけに、オーケストラ鑑賞に出かけてみたいし、自分でもなにかやってみたいという気持ちになる。特に木管楽器、ウッドブロックでリズムを刻みたい。コンガもいいなーと思ったけど置き場所が・・・。

打楽器ついでの感想だが、ティンパニー奏者は絶対に日ごろのうっ憤を楽曲の強くたたく個所で晴らしているよな、などと思った。

*1:曲目紹介で無念を晴らす刻と聞いた瞬間にクジンシー(゚∀゚)キタコレ!!と思ったら予想通りで嬉しかった

*2:別名「グランカッサ」、いわゆる大太鼓