2021/3/7 補足
本記事を書いた際、バッテリー駆動で検証を行っていた。電源アダプタを使うと、本記事で書いた現象は発生しない。
過去の記事でも触れた内容を踏まえてまとめると、以下の通りとなる。
- 昼白色シーリングライト+電源アダプタ
ディスプレイ・パワー・セービング機能のオン・オフ問わず、現象は発生しない(時間帯も影響している?不明だが、確認したのは日中) - 昼白色シーリングライト+バッテリー駆動
本記事の検証内容通り、現象は発生する(時間帯も影響している?不明だが、確認したのは夜) - 電球色スポットライト+電源アダプタ
ディスプレイ・パワー・セービング機能のオン・オフ問わず、現象は発生するが、オンは発生がわかりづらく、オフは発生がわかりやすい。『昼白色シーリングライト+バッテリー駆動』と似たような状態になっているのかもしれない - 電球色スポットライト+バッテリー駆動
未検証のため不明
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上記の記事で、自動輝度調整が改善したと書いたが、改めて検証を行った。検証に利用したのは、下記のサイトだ。
検証手順は以下の通り。
- サイトを開く
- Fn+F11で最大化する
- F7を押して、明るさを最大値まで上げる
- この状態からページ内の「Go」をクリックする
- 5秒から10秒程度、ページを表示し続ける
次ページへ進むと、薄いグレーのDELLロゴイメージが表示される。表示のされ方で、自動輝度調整しているかしていないかがわかるそうだ。
- ロゴがフェードインして表示された場合は、自動輝度調整が効いている
- ロゴが最初から表示されている場合は、自動輝度調整が効いていない
検証は自宅かつ、昼白色のシーリングライトが点灯している部屋で行った。ちなみに冒頭に掲載した記事の中で、自宅では自動輝度調整が効いていないと書いたが、実際は気がついていなかっただけで効いていることがわかった。単純に部屋の明るさの違いで喫茶店では気づきやすく、自宅では気づきづらかっただけのようだ。
検証実施に際して、『インテル® グラフィックス・コマンド・センター』アプリを利用した。ディスプレイ・パワー・セービング機能をオンにした状態とオフにした状態で比較した。
ディスプレイ・パワー・セービング機能『オン』
ディスプレイ・パワー・セービング機能をオンにした状態で検証を行った結果、わかりやすく自動輝度調整が効いていた。ジワーッとフェードインして2~3秒でロゴがグレーになるのがわかる。
ディスプレイ・パワー・セービング機能『オフ』
ディスプレイ・パワー・セービング機能をオフにした状態で検証を行った結果、オンのときと比べてフェードインしてロゴがグレーになるまで5秒程度かかるのがわかる。
以上のことから、ディスプレイ・パワー・セービング機能をオフにしても、多少は改善しただけで抑止できているわけではないことがわかった。引き続き、なにか解決策がないか検証しようと思う。