Arduino+Pythonハッキング(第二回)に参加してきました。

Arduino+Pythonハッキング(第二回) - connpass
Arduino + Python Hacking 第2回 — Kitagami.org 1.0 documentation

めっちゃ楽しかったです。以下、メモった内容。

  • 温度センサーについて
    • 半導体センサー
      使いやすいが精度はいまいちらしい(±0.5の誤差がでる)
    • 熱電対
      一番歴史が古く、アポロ13号のころから使われている
      特性の違う2種類の金属を重ねて、ゼーベック効果で測る?(詳しくはWikipedia
      3000度ぐらいまで耐えられるので、金属を溶かす溶鉱炉の温度を測るのにも使っている
    • サーミスタ
      セラミック製(2mm)で安く、マザーボードとかに乗っているが精度が一番ダメ

このことから、半導体センサーとサーミスタは、実験用途には使えないため、趣味レベルでの使用になる。

  • Arduinoセットアップと温度センサープログラム
    • Arduinoはナノセカンドの世界。それと比較すると、Webの世界は遅すぎる(Webはミリセカンド)
    • 温度を計測するにあたり、平均化を利用している
      ある期間における気温の合計値から平均を求めて、それを気温として出力
    • 離散数学(これは単に書き留めただけ)

なお、今回の勉強会で利用した温度センサーは、MCP9701(たぶんこれ)。
センサーのデータシートをみんなで回し読みしていた時に北神さんがおっしゃってたのは、「ブレッドボードに載せるものは、まずその製品のデータシートをみること!(人のブログは参考にして鵜呑みにしない)」ということでした。他人は動いたけど、自分の環境で同様の設定をして動くとは限らないそうです。

最後に、今回製作したArduino+温度センサーの回路図っぽいものを載せておきます。冒頭に掲載した北神さんのソースコードと合わせれば、温度を取得できるようになります。

半月状の黒い奴が温度センサーで、図にはちゃんと描いてなくてわかりづらいですけど、3本のピンがブレッドボードに挿さっています。
あとは、色のついた罫線がArduinoとブレッドボードを繋いでいます。

一応、実物の画像も掲載。

図はArduino UNO R2を利用してます。
http://arduino.cc/en/uploads/Main/ArduinoUno_r2_front.jpg