イギリス旅行4日目

日本へ帰国しているが、イギリス旅行4日目*1はバースからロンドンへの帰還である。

レンタカー返却時間との戦い

Cranleigh Bath Hotelでおいしい朝食を食べたあと、ゆっくりする時間もなくロンドンへ向けて出立。帰り道は途中から下道を通って別のハイウェイへ行くルートだったが、ラウンドアバウトの連続するルートで少々疲れた。

本場のラウンドアバウトを経験してわかったが、軽井沢にあるラウンドアバウトは本当に『なんちゃってラウンドアバウト』である。あんなのはいらない。

バースを9時過ぎに発ってからおよそ3時間半程度でロンドン市街地へ到着。レンタカー返却時間が13時、レンタカー屋が閉まるのも13時と絶対に遅れることが許されなかったので、ロンドン市街地に入ってからの渋滞にはヒヤヒヤした。

レンタカーは無事に13時前に返却することができ、そのまま本日の宿泊施設のある『Queensway』駅まで地下鉄で移動。Queensway駅の目の前には、Kensington Gardensというとても大きな公園がある。池の畔には白鳥がいたり、ケンジントン宮殿があったりと、観光にはとてもよい場所である。

人生初のアフタヌーンティーを体験

ホテルに荷物を置いたあとは、ひとまずバッキンガム宮殿の見学のため、地下鉄でVictoria駅を目指す。しかしここで問題発生。QueenswayからVictoriaへ向かうための全路線が終日運行休止という案内。

  • Queensway → Notting Hill Gate → サークル線が運休でVictoriaに行けない → ディストリクト線なら行けるかもという淡い期待を持ち、Notting Hill GateからEarl's Courtを経由するルートを選ぶ
  • Notting Hill Gate → Earl's Court → ディストリクト線のVictoriaが含まれる路線が運休 → どうあがいてもVictoria駅までは地下鉄で行けないので、Green Park駅に目的地変更
  • Earl's Court → Green Park → 無事にバッキンガム宮殿到着

あとから調べたら、バス利用または、徒歩でケンジントン・ガーデンズを突っ切る方が、地下鉄を使うより早かったことがわかった。

バッキンガム宮殿は立派だった。立派だったという感想だけで、それ以上の興味は湧かなかった。

バースからロンドンへの移動、そして慣れない土地での地下鉄乗り換えで疲れたので、アフタヌーンティーを体験するためにカフェテリア探し。ちょうどGreen Park駅の近くに『Caffe Concerto』というお店があったので入る。一人だけ、チェック柄のミニスカを履いたウェイトレスに目を奪われる*2

フィッシュ・アンド・チップスとアフタヌーンティーを注文した。

2つ分のアフタヌーンティー

フィッシュ・アンド・チップス

フィッシュ・アンド・チップス

品物がテーブルに並べられると同時に、一斉に全員で写真を撮り始めたら、隣の席のおじいさんがこちらを見て微笑んでいた*3。イギリスはメシマズとよく言われるが、別段まずく思わなかったし、いずれも美味しかった。日本人の味覚に結構合うと思う。

Googleの口コミの中には、サービス料12.5%は高すぎるってコメントがあったけど、チップはないし、観光客向けなところがあるし、まあいいんじゃないかなーと個人的には思う。地元民ぽい人たちも大勢いたし、平均的な金額設定なのではないだろうか。例えるなら、日本のファミレス的な存在なのかもしれない。

4.50 from Paddington

アガサ・クリスティ原作の推理小説のタイトルにもなっている『Paddington』駅。そしてPaddington Bearの題材にもなっている『Paddington』駅。翌日の出発駅なので、下見も兼ねて駅の見物。

パディントンベアの題材となっているため、パディントンベアのショップや、駅の隅っこの方にパディントンベア銅像がある。お土産屋はないため、パディントンのお土産ならパディントンベア一択となるだろう。イギリスの食べ物をお土産にしたい場合は、M&Sに行くのが良い。

なお、パディントン駅付近の通り沿いは少数の飲食店があるだけで、見どころはほとんどない。

明日はいよいよ最終日(すでに帰国しているけど)。

*1:現地時間11/16

*2:すごい美人だった

*3:一斉に撮り始めたのがおかしかったのだろう。日本で言うところの生暖かい目で見る