最近読んだ本。

はてなダイアリー学習も兼ねて・・・。

Joel on Software

ジョエルの文才に脱帽。読み飽きないし、ところどころでニヤニヤしてしまう話題が多い。
それでいて、開発プロセス全体(マネジメントとか)のプラクティスがたくさん示されていて非常に参考になる。
もっと早くに知っていたらなあ。いや、今から読んでも十分役立つ内容です。読んでいない人は、早速Amazonなり楽天なりで注文だ!

実装パターン

アジャイル開発の提唱やJUnitの開発で有名なケント・ベックの、開発工程全体におけるプラクティスを集めた本。
訳が悪いのか原文が悪いのか、文章の言い回しが分かりづらい。
図解もいまいちだし、掲載されているサンプルコードが局所的で全体の流れがつかみづらく、文章を理解する助けにならなかった。
そして何よりも重大な点が、読んでいて飽きてくること!
もっと具体例が載っていたら理解の助けにもなるし、実戦投入しやすかったと思うんだけど。
話題として取り上げている内容が良いだけにもったいない。

実装パターン

実装パターン

楽天ブックスで取り扱ってないのかよ、残念・・・。
ついでに、似たようなコンセプトの「Javaの鉄則」を紹介。
[rakuten:book:10869702:detail]
扱っている範囲はコーディングだけなので、実装パターンと単純比較できないけどね。

iPhone SDKの教科書―Cocoa Touchプログラミング、最初の一歩

最近、スマートフォンのアプリ開発が無性にやりたくなってきて、
iPhone(しかも今どき3GS!)購入>さてアプリ開発するかな・・・え!?Macが必要なの?>MacBook Pro購入
のスーパー泥沼コンボをかましてしまいまして、そんなことはどうでもいいんだけどネットの情報だけじゃXcodeの使い方や
Objective-Cを使ったコーディングが理解しづらかったので買ってみた本。巷ではかなりの高評価。
実際読んでみて、iPhoneアプリ作成のとっかかりにはすごくいい本。XcodeやInterface Builderの使い方を学べるし、
アプリ開発の流れとか構成を学べるので、これからiPhoneアプリ開発を始める人にはおすすめしたい。
なんも考えなくても手順通りで作れるしね。
[rakuten:book:13158399:detail]
この本を読んだあと、さらにiPhoneアプリの開発を続けてみようという決意が固まったら、深堀した本を買うといいかと。
とりあえずネットで評判のよさそうなやつを集めてみた。自分も懐具合が良くなったら買おうと思ってる。

[rakuten:book:13612928:detail]
[rakuten:book:13470751:detail]
[rakuten:book:13136088:detail]

OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング

上にあげた教科書と一緒に買ってみた本。内容通りに作ればOpenGLアプリが作れるというレビューに惹かれて。
今読んでいる最中だけど、すごくわかりやすい。結構、実践的な内容になっていて、テクニック的なことまで学べる。
単に、OpenGLでポリゴン表示するにはこうするんだよー的な参考書とは一線を画していると思う。そーいう本は実戦投入しづらい*1
OpenGLは挫折したとか(自分も挫折してるけど)、これから3D始めたい人とかにいいかも。ゲームだから楽しめる。

以下は、読み終わったあとにさらに読んでみたい本。赤本は高いけど必須だよね。
[rakuten:book:11981793:detail]
[rakuten:book:12692177:detail]
[rakuten:book:13438055:detail]
3Dをもっと学ぶって観点では、こんな本もいいかも。

*1:OpenGLとは関係ないけど、やさしいなんちゃら本とか独習なんちゃら本とか