披露宴を挙げたよ!

先月ハワイで挙式をしてきたわけですが、今月は締めの披露宴。
jupitrisonlabs.hatenadiary.jp
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去年の11月から挙式と披露宴の準備を始めたので、やっとこれですべての工程が無事に終わりホッと一息。

披露宴会場に選んだのは、ひらまつグループの「サンス・エ・サヴール」です。
www.hiramatsurestaurant.jp
レストランウェディングの先駆け的存在のひらまつグループ。スタッフの教育が行き届いているなと感心しました。

会場のこと

このサンス・エ・サヴールですが、場所が東京駅目の前の丸ビル35階ということもあり、都内の景色が一望できてとてもステキです。また遠方から列席するゲストにとっても、東京駅から近い、外に出ることなく地下道で直結など利便性が高いです。披露宴が始まるまでの待ち時間を利用して、ウェルカムドリンクを飲みながら景色を眺めるもよし、丸ビル内でショッピングをするもよし、行幸通り(または地下道)を使って皇居のあたりまで観光するもよしでいろいろと時間をつぶす選択肢が多いのも魅力です。

レストランウェディングのいいところかもしれませんが、新郎新婦と参列者の距離感が近いのがとても良かったです。座席配置の物理的距離感ではなく、参列者控室と新郎新婦控室が近いので、ふらっと自分たちの控室をでて参列者と談笑できるのが楽しかったですね。逆に、参列者も着替えで控室使って新婦と会えたりなんかもするので、一般的な披露宴会場での披露宴とは一線を画すかもしれません。披露宴が始まる前からみんなと会えるのはレストランウェディングの魅力と言ってもいいでしょう。

会場の広さですが、今回は50名程度だったので手狭かなーなどと思っていましたが、始まってみるとなかなか広さがありました。こういうのはわからないもんですね。

準備のこと

披露宴までの準備ですが、やはりやることは多いです。

  • サンス・エ・サヴールと打ち合わせ(計4〜5回ぐらい)
  • カメラマンさん手配(打ち合わせ2回)
  • 花屋さん手配(打ち合わせ1回)
  • 音響会社手配(メールで打ち合わせ)
  • 司会者さん手配(打ち合わせ1回)
  • 参列者名簿作成
  • 招待状作成&送付
  • 席次表作成
  • 席札作成
  • 引き出物検討&決定

これらをだいたい4ヶ月程度で進めます。うちは奥さんががんばって進めてくれたので、本当に感謝感謝です。なお、フルタイムの共働きの場合は、作業する時間がなかなか作れなくて相当きつくなると思います*1

協力いただいた方々

司会者は永吉美紀さん。遠山景織子似でお綺麗でした。
www.mikinagayoshi.com
披露宴の最中に突然サプライズを思いついたりして、臨機応変さがすばらしいなと思いました。物腰穏やかな話し方、どの年代の挙式でも安心してお任せできると思います。英語でMCできるらしくて、俺は拙い英語力で開始の挨拶したけど(しかも途中で何が言いたかったか忘れるという失態)、いやはや恥ずかしい。

カメラマンは堀内伸一さん。作品を見た時にこの人ならドキュメンタリータッチの写真を撮れる!と思ってお願いしました。
ブライダル写真“arcadia.east”
お話を伺うと、長年学校の遠足に同行するカメラマンを経験していたそうで、だから人物撮るのがうまいのかーと妙に納得してしまいました。遠足の写真ってほんと子どもたちの一瞬のいい瞬間や思い出深くなるような光景を逃さずに撮ってますからね。うまいはずですよ。
写真やカメラの話もいろいろできて、個人的に楽しかったです。

花屋はHanakazu様。
Hanakazu
見事な白のシャクヤクをご提供いただきました。徐々に咲き始めてきて、披露宴中は立派に花が開いていました。
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意識したこと

披露宴を開くにあたり意識したことです。

  • 親戚同士のつながり
  • ありがちにならない
  • さらに一歩、喜んでもらいたい

披露宴の主役は新郎新婦だなんていいますが、やはり披露宴の意義は両家が顔を合わせてお互いを知る場所かなと考えています。加えて、どのような友人とお付き合いがあるのかとか、しばらく会っていない親戚の近況を知るとか、そういった場を提供するためにあるのかなとも思います。そんなことを考えていたので、親族や友人を紹介するライトニングトークしました。5分で終わんなかったのでライトニングトークとも呼べないかもしれませんが。

このライトニングトークですが、披露宴にありがちな新郎新婦の昔の写真をムービーで流すという行為が個人的につまらないので、スライドを作ってトークしました。参列する多くの方が相手方と初対面のはずなので、いきなり昔の写真を流されてもなんのことだかさっぱりでしょうし、ご友人や会社の同僚の方なんてもっとよくわからないよなあと思います*2
そこで昔の写真を交えつつ、これがいったいどういう写真なのか、この時代に世間では何があったのかなどを説明して、誰でも懐かしめるような話にしました。また、この日を境にみんな親族になるので、親族分布図なんていうものを作ってみんながどこに住んでいるのか、その街にはどういった特色があるのかなどの説明もしました。参列者の皆さんにはとても喜んでいただけたようです。

そして単なる披露宴じゃつまらんだろう!ということで、豪華賞品が当たるくじ引きなんかもプチギフトに仕込みました。トーク中にどういう賞品があたるのか説明もしました。
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これがプチギフトなんですが、耳かきになっています。なので、先端の方に商品名のシールを貼っておいて好きなモノをひいてもらいその場でアタリハズレがわかるようにしました。最後の一瞬まで気が抜けない!そんなイベントにできたと思います。

披露宴の中身

あっという間に終わった。参列者の立場だとわからなかったけど、始まってから終わるまで早いです。空いてる時間利用して写真撮りまくってやるぜーなんて思っていたけど、それも最初のうちだけ。途中からは写真撮影なんてしている暇もなく終宴を迎えました。でも楽しかったです。

披露宴ってだいたいは堅苦しい進行ですが、自由奔放にやらせていただきました。新郎がカメラマンに混ざって写真撮影なんてあんまりやらないだろうし、入場した時にしこを踏み始めたり、ライトニングトークしたりと。こういうことができるのって、自分のキャラクタのおかげよりも、両家の親族や友人のおかげだなと思います。こういうことを許容してくれる皆さま方には本当に感謝しきりです。

とってもとっても内容のいい披露宴でしたが、お酌をしてまわる機会というのが取れなかったようです。サンス・エ・サヴールのスタッフが飲み物を注いでくださるので、従来のお酌をしてまわりながらお互いの親族や友人に挨拶するという行為ができないのが弱点でした。あと自分でも言えばよかったんですが、みんなにはもっと自由に歩き回って欲しかったです。せっかくの素晴らしい眺望は窓際までいって見て欲しかったし、窓際にソファがあるのでそういうところでくつろぎながら談笑とかもして欲しかったと思います。

サンス・エ・サヴールを検討している方、ぜひ自由に歩き回ってもらうことも伝えておきましょう。

子どもたち

1歳〜12歳まで、総勢7名が参加。じっとしていられない小さい子たちにとっては自由に動きまわってはしゃげたので良かったのではないかと思います。かしこまった場ではないので進行の妨げになりませんし。
奥さんの幼なじみの子どもと、自分の友人の幼児たちが仲良くなっている光景は微笑ましくてよかったですね。どちらも女の子なので、かたやお姉さんとして小さい子たちの面倒を見る、かたやお姉さんと遊ぶみたいな感覚だったのでしょう。なんかまた別の機会でこの子たちが再開できればいいななんて思いました。

服装のこと

ハワイ挙式と同じくビジネススーツ着用でした。お金がかからなくて良い!

食事のこと

参列者からは大絶賛。普段は高級なフレンチレストランですからね。味については間違いない。あとメニューにいろいろ変更を加える事ができます。
今回は魚介類の苦手な人や、ピンポイントで苦手な食材がある人が数名いましたが、全部ご対応いただけました。これはほんと助かった。きめ細やかなサービス、さすがだなーと思います。
今回、食事についてはデザートを多少豪華にしました。参列者にとってウェディングケーキだけじゃたぶんつまらんだろうなーと、いや自分が参列者だったら「え?これでデザート終わり?」と思ってしまうので、デザートを2品追加しました。これはみんな喜んでくれましたね。俺だって喜ぶもん、こんなに出てきたら。

駐車場のこと

24時間分の駐車券を手配してくれますので、遠方から車でお越しの参列者は丸ビルの駐車場に駐めてもらうのがいいです。

丸の内カード

最後の精算前にカードを提示すると、披露宴にかかった費用のうち食事の部分については全額ポイントをつけてくれます。これはお得です。

費用のこと

約50名で総額250万円ぐらい。なんだかんだでお金かかりますね。ハワイ挙式とあわせて400万円弱ですが、ハネムーン込みと思えば少し安いのかも?挙式&披露宴をあげる方は、ご祝儀を踏まえて200〜300万円ぐらいは自分たちで用意しておくといいかもしれないですね。ちなみにサンス・エ・サヴールはカード決済可能です。うちは全額カード決済しました。

最後に

レストランウェディングをご検討中の方、サンス・エ・サヴールはおすすめですよ。結構、ウェディング関係の打ち合わせにきている方をお見かけしました。スタッフの教育も行き届いている印象です。ちょっとしたクレームについて、すぐに電話で連絡してくれます。自分としては、こういうちょっとした対応に誠意を感じてしまいますね。

おしまい。

*1:うちは奥さんがアルバイトで、シフトを減らして対応したけどそれでも大変でした

*2:今回、仕事関係者は招待していないですけどね