WebはさくらのVPS、メールはさくらのメールボックスにしたときのDNS設定。

もともとさくらのVPSでウェブサーバーとメールサーバーを運用していたが、新しいドメインを追加で取得し、そのドメインみさくらのメールボックスを使ってメールサーバーの運用を行うことを想定。ただし、この新しいドメインのウェブサーバーは、もともと契約していたさくらのVPSを利用する。
改めて構成について。

DNSの設定内容

さくらインターネットの会員メニューから、契約情報 > 契約ドメインの確認と進み、ドメインメニューボタンを押す。管理ドメインとネームサーバの一覧の一覧から、対象ドメイン(例としてexample.com)のゾーン編集ボタンを押す。表示される内容が、下記のとおりになるように設定する。

エントリ名 タイプ データ
@ NS ns1.dns.ne.jp.
  NS ns2.dns.ne.jp.
  A 153.xxx.xxx.xxx
  MX 10 mail.example.com.
  TXT "v=spf1 +a:[メールボックスのホスト名] +mx ~all"
www CNAME @
mail A 202.xxx.xxx.xxx
  MX 10 mail.example.com.
ftp CNAME @

※ メールボックスのホスト名は、サーバコントロールパネルのサーバ情報の表示から確認できる

Virtual Hostの設定

必要であれば、/etc/nginx/conf.d/vhost.confに追記する。

server{
    listen 80;
    server_name example.com;
    return 301 http://www.$server_name$request_uri;
}

server{
    listen 80;
    server_name www.example.com;
    location / {
        root  /var/www/vhost/www.example.com/html;
        index index.html index.htm;
    }
}