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大連北京へ旅行して感じたこと。

10/18〜10/21の3泊4日で、大連と北京へ旅行してきました。初めての海外旅行&尖閣諸島問題がある中での旅行だったので、行く前は不安でした。
結果から先に言うと、とても楽しく過ごせた4日間でした。そして、いい意味で中国人に対する見方が変わりました。

旅行中に見たこと、感じたこと、思ったことなどを通して、まだ中国へ行ったことない人や、中国のことはニュースを通してでしか知らない人に、こんな面もあるんだよってことが伝えられたらいいなーと思います。なお、自分の場合は大連に4年間駐在している日本人夫婦と行動を共にしたので、他とは事情が異なる点があるかもしれません。

旅行前の中国に対する印象

中国人に対する印象としては、反日教育を受けていて日本を嫌う人が大半、でも日本製品は大好きだとか、大声を出して粗暴な人柄だとか、貧困な生活だとか、日本においては夜な夜な町中でマッサージに誘うだとか、日本人と偽装結婚して国籍だけ狙うだとか、とにかくいいイメージがない。ニュースやテレビ、ネットで得られる情報と、ごく一部の国内の中国人しか見てないから。
中国という国土に対する印象は、発展途上、閑散、ゴミなどが散らかっていて汚い、チャリンコがたくさん走っている、雑然とした町並み、ネオンが輝いているという感じ。完全に、テレビから得られる印象のみ。

さて、旅行をしてみてどうだったかというのを、いくつかのカテゴリに分けて感想を述べてみます。

人柄について

特に、反日で日本人を見かけたら嫌悪するだとかそういうのはなかった。(出会った人がよかったのか)結構友好的だった。まあ、中には日本人を快く思っていない人はいると思いますけどね。日本人も中国人も同じだと思うけど、お互い友好的に接すれば相手も同じように友好的になってくれると思う。すごく驚いたのが、電車でドア付近に乗っていたとき、途中の駅でひとりのおじさんが乗ってきたんだけど、少し中にずれてあげたら「シェシェ」ってお礼を言われたこと。駐在員の友人に、そりゃ中国人だってお礼は言うよって笑われたけど、なんか自分的には意外でした。自分の偏見でしたね・・・ごめんなさい。その他、人柄に関する話題としては、

  • 故宮の裏手、景山公園で中国人に話しかけられた
    西太后の頭を模したカチューシャをつけて景山公園をうろついていたら、中国人のおじさんにおもしろいね!って話しかけられて、駐在員の友人と談話してました。おじさんのお友達もいたのですが、その方が日本で働いていたことがあったらしく、とても友好的でした。
  • 長城へ行くのにチャーターした観光タクシーの運転手さんが優しかった
    万里の長城へ行くために観光タクシーをチャーターしたわけですが、友人が中国語を話せたせいもあるのかとても友好的でした。なんでも、茨城県で2年ほど働いていたことがあるとか。友人曰く、北京の街についてすごく詳しくガイドしてくれたそうで、中国語がわからなかった自分はおじさんのガイドの良さを理解してあげられませんでした。ごめんね、おじさん。
  • 領土問題は国と国との問題と捉えているおじさん
    長城で、上からながーい滑り台をソリで降りてくる遊具があるんですが*1、係員のおじさん*2が駐在員の友人と談話していたそうです。友人曰く、領土問題は国と国との問題だって語っていたとか。たぶん、中国人のみんなが領土問題で熱くなっているわけじゃないよってことだと思います。うーん、うまく表現できないけど、こういう国同士の問題を抜きにして相手国の人に友好的に接してくる姿勢は見習いたいものです。

が中国人も人の子で、日本人に対して友好的に接してくる人もいるよって話です。日本に接したことのある人たちだったから、友好的だったのかもしれないですね。
ただ、土産物を売っている方たち*3はちょっとめんどくさいかな。反日とかそういうのではなく、相手をするのがって意味で。しつこかったり、勝手にお釣り分のおみやげをつけてきたり*4、町中や空港でところかまわず実演していたり。でもこれって、中国流の商売方法の文化なんだと思います。日本人だから食い物にしてやれってわけでなく*5。こちらもいらなければ相手をしなければいいだけですし、相手にされなくても向こうは気にしない。それに、日本にだって形は違えど商売方法はありますからね。我々が見慣れていて当たり前だと思っているからなんとも思わないだけで。

街について

大連なんてすっげー田舎町なんだろうなーって思っていたら、高層ビルが立ち並んでいて街も整備されており、ゴミもあまり落ちていなくて都会的でした。ただ、商業施設が寒々しいというか暗い感じ。たぶんこれは照明のせいだと思う。蛍光灯だから寒色系の色合いになってしまい、店の中がどこかの診療所みたいな色合いになってしまっている。でも、北京についてはどこもかしこも明るかったです。東京ほど密集したビル群ではないけど、北京も負けず劣らず高層ビルががんがん立ち並んでいます。しかも、ひとつひとつが巨大。
大連と北京双方に言えることは、とても空気が乾燥しているのと、北京は空気がとても悪いです*6

交通事情について

これは一番びっくりした。交通ルールなんてほとんど守られていない。実にフリーダム。赤信号でも構わず右折*7、車がきていようが構わず道路横断、がんがん割り込み、邪魔な車がいたらとにかくクラクション。日本じゃ考えられない光景でした。
あとは電車。東京の通勤ラッシュがかわいく思えるほど混んでます。そして並ばない。しかも、降りる人がいてもドア前を譲ろうとしなかったり、降りる人が降りきる前に乗り込んだりと、日本人から見たら身勝手だなあと思える光景です。
友人曰く、彼らの文化だそうです。日本人と同じ感覚、ルールを求めることが間違っています。こういうもんなんだなーって思えば、逆に許せてきたりします。見ていて一番いいなーと思ったのは、満員電車で小突きあったら口喧嘩になること。ところかまわず口喧嘩が始まるわけではないですよ、念のため。たまたま一回見かけただけですからね。日本だと、あからさまに嫌がる素振りだとか舌打ちするだけで不快であることを相手に伝えない。なので、見ているこっちがハラハラする。そして、鬱憤が頂点に達したらホームで取っ組み合いの喧嘩になる。中国だと、日本ほどストレスをためないのかなーという自分なりの勝手な想像で羨ましく思いました。
道路事情にしろ電車事情にしろ、街自体が急激に発展したから、まだまだこれからなのかもしれないですね。

料理ついて

もう日本の中華料理屋で食べる気にはなれないです。よく海外には、日本料理店で修行しましたみたいな店が多いと思いますが、日本の町中にある中華料理屋も似たようなものかと思います。本国の料理店で皿洗いとか給仕、料理人見習いを経験した程度で、日本でお店を開いたのかなーって思いました。ただ、特級厨師は料理人として本物だそうです。
花家怡园四合院店でいろいろ食べましたが、すんごいうまかったです。特に、9号厨師が作った鶏肉とピーナッツの炒め物がうまくてうまくて・・・勝手に神認定でした。料理については、友人がいろいろ連れて行ってくれて、どれもうまかったなー。鼎泰丰の新光天地店で食べた上海蟹のスープや小籠包も良かったです。鼎泰丰は日本に何店舗か出店しているようです。

ネット環境について

めっちゃ遅かった・・・友人宅は繋がりやすかったけど、ホテルのネットは繋がりづらいのなんの・・・。Googleになかなか接続できないのは結構きつかったなあ。ちなみに、FacebookTwitterには接続できません。国レベルで規制が入っているのでしょう。なので、旅の途中でSNSへ報告はできないと思ったほうがよいかと*8。なお、Skypeは接続できました。あと、町中でのwifi接続はCMCC(中国移动通信)を利用することになるのかなーと思いました。喫茶店やバーなどに設置されているアクセスポイントは、お店の方にパスワードを聞けば教えてくれるかも?大連の国内線到着ロビーにある喫茶店のようなフードコートのようなところは教えてくれました(ただし中国語)。

いろいろと思い出したことや印象に残ったことを書いてみましたが、自分はまた中国に遊びに行ってみたいと思っています。嫌な仕打ちを受けたらそんな気は起こらないでしょうけど・・・まあでもそれはどこの国でも同じでしょう。次回は、上海か台湾に行ってみたいものです。

*1:40元ぐらいだったかな

*2:おじさん、中国語英語堪能、日本語が少し話せるすごい人でした

*3:観光地、町中、空港問わず

*4:長城でやられたwまあでも、ほんとすんごい登るのが大変な場所で商売されていたので、労をねぎらう気持ちも含めて購入しました

*5:観光客であれば誰にでもやってる、欧米人であっても

*6:街が霞んでます

*7:中国は右車線走行なので、日本だと左折だと思ってください

*8:日本国内発祥のSNSはどうなんでしょうね、mixiとか